徒然

思い出の町

しとしとと…雨の夜更け…
お香をくゆらせながら…ふと、思い出している

小学生の頃に、父と母と妹と家族四人で暮らしていた町のことを
淡くも懐かしい思い出の町
とてもとても思い出深い町

それから、私は海外留学をし、思春期に突入して…
独り立ちして…
家族との思い出はあまり多くない…
だから余計に、その町での日々は、懐かしく思い出深いのかもしれない

母は他界し…
妹も今では三人の子供の母になり
可愛い可愛い甥姪達も、気づけば大学生になり、それぞれの道を歩き始めている

きっと、あの町も、今はすっかり変わってしまっているのだろう…
思い出の中の町
私の中の思い出の町

人生は失っていく悲しみだけではなく…
懐かしさや、愛しさや、思い出もあるのだなぁ…

誰にでもきっと…思い出の町があるのだろう

-徒然